粉瘤の症状や治療、手術などに関してよくあるご質問

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よくあるご質問

粉瘤の症状や治療、手術などに関してよくあるご質問をまとめました。

粉瘤ができる原因は何ですか?

ヒトパピローマウイルスの感染や皮膚への外傷など原因がはっきりしているケースは稀で、粉瘤ができる原因は明確にはなっていません。
粉瘤の内容物が角質(垢)や皮脂などの老廃物であることや、悪臭がすることなどから、不潔にしていることが原因と思われていることがありますが、清潔にしていても粉瘤はできます。

粉瘤が自然治癒する事はありますか?

粉瘤を放置していて、自然治癒するということは有りません。
潰したりして内容物を絞り出したとしても一時的に無くなって治ったように見えるだけで、袋を取り除かない限りは再発してきます。

自分で粉瘤を取っても大丈夫ですか?

自分で取るということは危険ですのでやめてください。
傷口から細菌感染が起こる可能性が高く、腫れて痛みが生じるリスクがあります。また、粉瘤の袋を取り除くことができないと、また再発してきます。

粉瘤の手術は健康保険がききますか?

粉瘤の診察、検査、手術など一連の治療には健康保険が適用されますので、3割負担または1割負担の費用で手術できます。
粉瘤が大きくなるほど費用が高くなってきます。放置していても自然と治ることはなく、むしろ徐々に大きくなって細菌感染により炎症を起こしてしまうリスクもあるので、小さいうちに取り除くことをお勧めします。

粉瘤の手術は、医療保険の給付金の対象ですか?

加入されている生命保険会社・共済組合の契約内容によります。
契約によっては手術給付金・交付金を受取ることができますので、事前に必要な書類等を保険会社に確認しておくようにしてください。

粉瘤は、人にうつりますか?

粉瘤が他の人にうつるということはありません。
粉瘤は、何らかの原因で皮膚が内側に入り込んで袋状になったところへ、角質や皮脂が溜まってできたものですので、うつるようなものではありません。

炎症で腫れて痛いのですが、すぐに治療してもらえますか?

炎症を起こしている粉瘤でも、くり抜き法であれば手術できることが多いです。
粉瘤ができている箇所が皮膚が分厚い部分の場合は、くり抜き法での施術はできないため、切除法による手術となります。その場合、一旦切開して膿を絞りだし、抗生物質で炎症が落ち着いてからの手術となります。

良性の腫瘍なら、放置していても大丈夫ですか?

粉瘤は基本的に良性の腫瘍なので、すぐ取らなければならないという物ではありませんが、徐々に大きくなってくることが多く、健康保険の適用とは言え大きくなると手術費用も高くなってきますし、傷跡も大きくなります。細菌感染すると炎症を起こして腫れて激しい痛みが生じることがありますので、小さいうちに取っておくことをお勧めします。

また粉瘤かどうかを自己判断するのは危険ですので、しこりが出来ている場合は受診して医師に診断してもらうようにしてください。

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