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2022/02/14
じんましん ゾレアもあります *阪急西宮ガーデンズ皮フ科スキンクリニック*
こんにちは。阪急西宮ガーデンズ皮フ科スキンクリニックでございます。
本日はじんましんについてお話させていただきます。
皆様じんましんの経験はございますでしょうか。じんましんは4-5人に一人は一生に一度経験するといわれているくらいよくある病気です。
じんましん(蕁麻疹)は、突然皮膚の一部が赤くくっきりと盛り上がり(膨疹)、しばらくすると跡かたなく消えてしまいます。「虫さされのような」皮疹と表現されることも多く、大抵は痒みを伴います。個々の皮疹は数十分から数時間以内に消えるのが普通ですが、中には1日くらい続くものもあります。症状が激しい場合には次々と新しい皮疹が出没し、常に皮疹が現れているように見えることもあります。もし一度出現した皮疹が何日もそこに残り、特に後に茶色い色がついたり表面がガサガサ、ポロポロするようでしたら蕁麻疹とは別の病気と考えられます。
蕁麻疹の本質としては、皮膚の血管の周りには、マスト細胞という細胞があり、何らかの理由でそこからヒスタミン顆粒が放出されると、皮膚の中の小さな血管が一時的に膨らみ、血液の中の血漿と呼ばれる液体が周囲ににじみ出て皮膚の一部が盛りあがることで特徴的な皮疹がでます。
じんましんがでたら多くのひとがアレルギー性を心配されますが、7割以上は自発的に症状がでてしまうタイプ(特発性)で、3割弱の患者さんが刺激誘発タイプです。
じんましんの治療は先程のヒスタミンという物質を抑える抗ヒスタミン薬(かゆみ止めや抗アレルギー薬とも呼ばれます)の内服です。
それだけでは症状が治まらない場合は抗ヒスタミン薬を倍量にしたり、違うタイプの抗ヒスタミン薬(胃薬としてよく使用されます)や各種薬剤を追加内服していただくこともあります。
時折じんましんが出たから点滴をしてほしいという訴えも聞かれますが、点滴の抗ヒスタミン薬は昔ながらの製剤(第一世代の抗ヒスタミン薬と呼ばれます)しかないため、眠くなりやすく、薬効時間も短いため積極的にはおすすめできません。新しく出た第二世代の抗ヒスタミン薬は眠くなりにくく、効果も早く持続時間も長いですので、そちらをおすすめします。
また、内服だけでは皮疹がおさまらない重症のじんましん患者さんに対してはゾレア(オマリズマブ)という皮下注射型の抗体製剤の取り扱いもございますので、症状にあわせて勧奨させていただくこともございます。ゾレアはかなり効果があるのですが高価(3割負担で15000円程度)でもあります。以前よりは薬価が下がっておりますので、重症のじんましん患者さんからも喜びの声が届いております。
じんましんでお悩みの方は我慢せずに一度相談してくださいね。
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阪急西宮ガーデンズ皮フ科スキンクリニックは西宮北口の皮膚科として2020年4月に新規開院しました。
阪急西宮ガーデンズ皮フ科スキンクリニック
住所:兵庫県西宮市深津町7-21阪急西宮ガーデンズ別館医療モール2F
電話:0798-31-2246
阪急西宮北口駅より歩道橋で直結徒歩6分。駐車場2時間無料。
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